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葬式 いろはにほへと⑥-葬儀編 [覚えておこう]

通夜の翌日は葬儀・告別式です。わが家ではこの日に初七日の法要もしました。
大体の流れです。

葬儀→出棺→荼毘とお骨あげ→初七日法要→精進落とし

この日はかなり忙しいです。細かく説明して行きたいと思います。

@葬儀の前
この日が故人と過ごす最後の日になります。家族みんなで故人を囲んで朝食を摂りました。

@親戚の到着
親戚の家が近い場合は心配ありませんが、遠い場合は朝食を早めにとってやってきているため葬儀の前にお腹を空かせているということがあります。親戚の方が休憩する場所、軽食の準備をしておくといいかもしれません。
うちでは何も用意しなかったために親戚にコンビニに走ってもらうことになりました^^;

@葬儀
親族、招待客、通夜に来られなかった方などがやってきます。葬儀の始まる前に席についてもらいます。
席に着いたら、開会の挨拶、お坊さん入場、読経の順に式が進みます。
途中で焼香になります。順番、方法は「通夜の補足編」と同じです。
その後、お坊さんによっては説法が入り、お坊さんの退場、仕舞いの挨拶があります。
*焼香は場所が広ければお坊さんの後ろに移動になりますが、今回は椅子席で場所がなかったために回し焼香になりました。その場合は左手で香炉箱を支えて右手でくべる形になります。

@別れ花と釘打ち
葬儀が終わると遺族や親族が故人と最後の対面をします。
棺おけの蓋が開けられています。
祭壇に飾っていた花やご飯、団子などの供物、故人が普段使っていたもの(ただし靴はゴムが汚くなるので入れないほうがいいそうです)を入れます。燃えないものは駄目みたいな感じですが、めがね程度なら入れても大丈夫だそうです。
棺おけの中に入れ終わると蓋をします。釘打ちの必要なタイプですと、遺族や親族が石で釘を2回、打ち付けます。
最近は釘打ちの必要がないタイプの棺おけがあります。うちで選んだのは胸より上の部分を折り返して持ち上げて故人の顔を見ることのできるものでした。この場合は顔の部分を遺族で閉じることで釘打ちをしたこととしていました。

*別れ花や釘打ちは棺おけの周りを1列で右回りに回ることになっているそうです。これは釈尊に経緯をあらわすとき、右まわりにまわりながら敬意をあらわしていた古代以来のインドの礼儀からきているそうです。
が、実際は時間がないので棺おけの周りを一気に取り囲むように行われることが多いようです。

*石で釘を打つのというのは石に超自然的な力や呪術的な力が宿っているという民間信仰の名残だそうです。昔は死者が霊となって厄災をもたらすと思われておりこれを押さえるために石を使ったようです。


この後、出棺になります。
このあとも色々と忙しい一日は続くのです。


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