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葬式 いろはにほへと⑤-通夜の補足編 [覚えておこう]

前回は私の家での通夜の流れを説明しました。
今回は通夜についてもう少し詳しく紹介したいと思います。

@服装(正装の洋服)
男性・・黒のモーニング。ネクタイ・ベルト・靴下・靴は黒で統一。
    ワイシャツは白の立ち衿でカフスはシングル、カフスボタンは地味に。
    ネクタイピンは使わない。

女性・・絹かウールの黒無地のワンピース。靴・ストッキングは黒。
    バッグも黒で皮製のものはつや消しをしているもの。アクセサリーも地味に。
    または、上品で地味なスーツやアンサンブル。

@服装(略式の洋服)
男性・・黒のスーツ。シングル・ダブル・三つぞろえのいずれでも可。
    ワイシャツは白。ネクタイ・靴下・靴は黒。
    ネクタイピンは使わない。

女性・・黒無地のスーツかワンピース。
    なければ、紺やグレーのスーツかワンピースで小物を黒に統一。


@香典
昔はお香を持って行っていました。それを持参できない時にこのお金でお香を買って頂くという気持ちが今の香典になりました。金額は故人との関係や社会的地位によって異なります。


@通夜の席
通夜の席は祭壇に向かって右側に親族が左側に友人などが座ります。故人との関係や社会的地位によって前に座るか後に座るかを考慮してください。また、人が少ない場合は前の方の席を勧められる場合があります。式の進行の関係もあるので遠慮せずに前の方に行きましょう。こういった席では断る方が失礼に当たる場合があります。


@お焼香
読経中にお坊さんより合図がありますので親族から順にお焼香をします。
①席を立ち、左手に数珠を持ち、遺族に対して一礼。
②霊前で合掌
③お香をおしいただき(右手の親指、人差し指、中指で軽くお香をつまみ、額のあたりにささげる)香炉にくべる。
④再び合掌礼拝。
⑤2、3歩後ずさりして一礼して戻る。

*回数は1~3回で宗派によってもことなりますが、弔問客の多い通夜の席では時間の関係もあるので1回で十分だそうです。
ちなみに浄土宗では1回行うのは一心不乱の心。2回は智慧の火で供養する意。3回は三毒煩悩を焼き尽くして清浄を保つこと、または仏・法・僧の三宝に供養する意味とされているようです。


@通夜ぶるまい
通夜の後に軽い食事が用意されています。時間がある場合はできるだけ箸を付けてから帰るようにした方が良いようです。通夜終了のご挨拶があったら、いつまでも残らずに家に帰るようにします。

用意する側・・精進料理が良いようですが仕出し料理や海苔巻き、折詰などで済ませる場合もあるようです。またお酒も出席者に一通り行き渡る程度用意します。遺族やお手伝いの方の食事も用意をしておきます。手軽に食べられる物が良いようです。


以上、浄土宗の葬儀の本を参考にまとめました。
宗派によって、または葬儀のスタイルによってまちまちですが、基本的なことから知らないのでちょっと勉強になりました。

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